2006年9月18日 17:14
最近、修士論文のために経営に関する本をよく読んでいます。が、どうにも馴染めないです。なんでだろう。
おそらく、経営学とかいうのが、ボトムアップの論理体系じゃなくて、経験則から導かれる演繹的論理体系だからなんじゃないかと思うのです。
有名な話に「トイレットペーパーの特売日にはワインが売れる」という法則があって、それはデータマイニングで見つかった法則なんですけど、それに対して何らかの論理を厳密に組み立てようとは思わないんですよね。
もちろん経営学すべてがそうだというわけではないですが、会社を経営するということはきわめて有機的な作業で、原因・経過・結果があまりに複雑なので、経験というまた複雑な体系に頼らなければならないのでしょう。それに比べればまだ学問研究のほうが取り組みやすいのかもしれません。
といっても来年から社会のなかでガチンコ勝負なわけで、経営という概念にもっと慣れておかないとな、と思うのです。
「複雑に理解し、シンプルに伝えよ」(自分で編み出した言)をモットーにがんばってみます。
あ~~~でも、頭が頭痛で痛い。