胃の分別についての記事ではありません。すみません。
さっき、借りていたDVDの映画「イノセンス」を見終わりました。
今更な感じもするけど、一度見ておきたかったものだったので、三連休の合間を縫って見てみることにしました。
押井守監督による作品であり、世界にセンセーションを巻き起こした映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編でもあり、公開された当時はかなり話題になっていた作品です(って、みんな知っているか)。CGをふんだんに使った、映像美と押井監督ならではの演出、そして哲学的内容と、マニア向けであることは否めないでしょう。というか、前作の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」を見ていないと意味不明過ぎると思う。
ただ、確信犯的に説明を省いているとも思えるので、それはそれで受け入れて素直に見るべきなのかもしれません。何はともあれ引き込まれるのは間違いないでしょう。
以下ネタばれです。
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テレビでやっていたシリーズとはまったくの別物なので、そっちとの関連を考えると意味分からなくなります。あくまで「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編です。
いや~、こういう世界観好きですね。未来は輝かしいものである、というのを覆して汚らしく描いたのは「アキラ」であり、その世界観をさらに推し進めたものがイノセンスの世界とも言えるのかな。美しくない世界をCGを使って贅沢に表現しているんです。これって、結構画期的なことだったんだと思います。
ストーリーとしては割と単純で分かりやすいかな。悪い奴をやっつけた、という感じでw。バトー君、そこは切れるとこじゃないよ、と思ったけど。
哲学的なセリフも聞き取りにくいだけで思ったより理解しやすかったです。生きていること、人間であることとは何か、ですか。う~ん、それって定義だからなんとでも言ったもん勝ちな気がするだけどね。
ま、人生なんて儚い夢ですよ、たぶんね。