座右の銘の一つ。
世の中にある数々の問題はとても複雑だし、個人的な問題であってもそこそこ複雑だったりするわけで、それらをシンプルに理解してはいけないという戒めでもあります。
どこで知ったのか、自分で編み出したのかは忘れてしまったのでわかりませんが・・・
そう、なんでこんなのが突然出てきたかっていうと・・・わすれた。健忘症かな・・・
そう、それで思ったこと。
最近話題の「いじめ問題」について。何を今更という感じで薄く怒りを覚えたりもしたんだけど、ちょっと冷静に考えてみると「いじめ」なんてのは常にどこにでも存在しているもので、それが時々「いじめ問題」に化けるんですよね。
もうすでに「いじめ問題」というワードを使っている時点て思考がそこでストップしちゃう。なぜそれが問題なのかという思考をキープするのって、結構難しいことなんだと思う。人はそりゃ、小難しいこと考えるよりシンプルに考えるほうが楽だし、楽しいからそっちを選択したくなるから、適当なフレーズとか与えて理解したことにしちゃうことが往々にして起こる。でも社会的な「問題」となると、とてつもなく複雑きわまりないし、ワンフレーズで表現できちゃうことなんてあり得ない。
複雑なことは複雑なまま理解しなくちゃいけない。そうでなければ頑健な対策は出てこない。
複雑な理解はタフなことだと思うけど、その為の思考ツールはいろいろ開発されているし、一人じゃなくて多人数で理解するとか方法はいろいろあると思う。
それで、もっと自分の脳みそを鍛えないとな、と思う今日この頃です。