2006年11月29日 19:01
一昨日、生協にふらっと行ってみたらたまたま「グレート・ギャツビー」が平積みの最後の一冊になっていて、ちらっとみたら村上春樹訳と。即買い。
読み終わってから気がついたんですけど、これって2006年11月の初版だったんですね。ちょっとした偶然だけど、前から読もうと思っていた本が村上訳でついに出版されて、それを知らずに手に取ったとは何たる幸運か。
「グレート・ギャツビー」を知らない人のために説明をすると、アメリカ現代文学の傑作のひとつといわれている作品で、小説家・村上春樹がもっとも愛読している本で、「ノルウェイの森」の主人公がまた愛読していることで有名。
アメリカの文豪スコット・フィッツジェラルドが1924年に書いたもので、1922年アメリカ東部、第一次世界大戦が終わったあと黄金時代を迎えたニューヨーク郊外を舞台に繰り広げられるお話。
感想を率直に言うと、これは面白い!! めっちゃ気に入ってしまった。
とくに「ノルウェイの森」を読んだ人とか、村上春樹ファンとかには絶対お勧め。というか読んだほうがいいと思います。。村上作品の独特のテイストがココから始まっているんだと感じられるはず。
それは抜きにしても傑作よ呼ばれるだけのものがあると思うので、ぜひ読んでみてください。
以下ネタばれです(あとで追記します)。