う~ん、至福の一時。
ちょっとビールが飲みたいなと思い、コンビニまで行ってみたら、なんとギネスビールを3個セットで買うとオリジナルグラスが付いてきた!! かなりうれしい!! ちょうど缶一本を注ぎ込めるサイズのグラスで、お店で使われているのとたぶん同じやつ。
これでギネスがつねに美味しく呑める訳ですね♪
そして、ギネスの泡を愛でながらグレートギャツビーを再読。
声を大にして言いたい。
グレートギャツビーは2回目からが感動である!!
1回目読んでいるときは、途中まで結構かったるい感じがしていたんですけど、2回目読んでみたら、感動的なまでにするする入ってくるんです。ふつう、どんな本でも別に2回目ならある程度内容が頭に入っているので、描写の細部に気を配ることができたりするのが面白いんですけど、グレートギャツビーは2回目にその文章の美しさに魅入られます。
村上春樹を初めて天才だと思いました。すげーよ、これ。マジで。
原書であるThe Great Gatsbyもまた文体の美しさで有名らしい(読んだことない)ですけど、その美しさを日本語に新訳として定着させようという熱い努力の結果がこの素晴らし書物になっているのではないでしょうか。
リズムというか、なんというか、表現しがたいんですけど、すごい文章です、グレートギャツビー。
そして物語としてもパーフェクトというか、これ以上何を引いても足しても駄目でしょうね。
昔、学校の教科書に載っていた山川方夫「夏の葬列」を思い出しました。もちろん内容は全然違うんですけど、パーフェクトという点で共通な気がします。「夏の葬列」は好きだったなぁ。えげつないけど。
というわけで、村上春樹訳「グレートギャツビー」は読む価値ありまくりです。
読んで!
読んで!!
ペーパーバック版買ったから、愛蔵版も買おうかなぁ。