桜の花びらが落ちる速度だそうです。
観てきました! 新海誠監督最新作(昨日が公開初日)秒速5cmメートルを渋谷のシネマライズにて。男二人でw 館内男率高杉w んなもんか。
満席で、今日は監督とかの舞台挨拶もありました。映画自体は短いもので、全部で1時間ほど。新海ワールドでも、今回はちょっと趣向が違うかも!?
えっ? って感じでした。
以下めっちゃ、もろネタばれ含みます。
全部で3話構成で、1話はYahooで無料動画配信をしています。
んが、1話の話しの流れのまま行くのかと思いきや、最後はええっ!? そういう終わりかた!?
って感じでした。うーん、世の中そういうすれ違いに満ちあふれているということですかね。監督が舞台挨拶の時に「いまのアニメに必要だと思うものです」といった感じのことを言っていたんですが、人と人のあまりに切ないすれ違いがそれだ、ということなのでしょうか。
詳しく話しをすると・・・
一話で貴樹と明里はいい感じにラブラブになっておいて、
二話で貴樹が種子島に引っ越し、連絡はとらないけど思い続けているという感じで、次への展開を期待させ、
三話で二人は出会うことなく連絡すらとることなく大人になっていて、明里は他の人と結婚することになっていて、貴樹は会社を辞めて交際相手と別れ孤独になり、踏切ですれ違うも通り過ぎるだけで、人生色々だね、って感じ。
ええっ!?Σ(゚□゚(゚□゚*)
さんざん前ふりしておいて、ぶった切りかよっ!
って思いましたw。そういうのもアリだと思いますよ、もちろん。でも切ないですねー。
ははー。・゚・(ノД`)・゚・。
個人的には二話がお気に入り。種子島とか、ほんと行ってみたいですね。カブで登校とかちょっとうらやましい~。貴樹と花苗が草原にいるシーンなんかはとってもカッコイイと思いました。とても明るいトーンの話しなので、観ていて楽しいですね。
絵に関してはもちろん言うことなしのすんばらしいものでした。個人的には種子島でのシーンがとってもいい。二話自体とても好きな雰囲気で、絵も温かい色遣いで、夏の草原の風景が気持ちよいと思いました。ロケットの打ち上げシーンとかもいい感じで、さすが新海作品ですね。星を空に沢山描き込むことで、空想的なシーンがうまく表現できていると思います。
ただ、映画館のスクリーンではちょっと解像感が足らない気がしました。もしかしたら大きなモニタとか
HDのテレビとかで観た方がいいかもしれません。でもDVD画質じゃあ物足りないんだよなぁ。ブルーレイの必要性を初めて感じました。
あの絵は見る価値があるので、お時間がある方は是非渋谷まで足をお運びくだされ。